大日本図書

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小学校生活科 よくある質問

  • Q.

    初めて生活科を教えます。教科書は、どのように使えばよいのでしょうか。

    A.

    「新版 たのしいせいかつ」は、季節に沿った単元構成になっており、自然の変化や動植物の成長などの時間的経過とともに活動が進みます。ページをめくると季節が進んでいくことで、子どもの実生活と無理なく生活科活動を結び付けることができます。また、見開きごとに活動内容を端的でわかりやすいことばで示しており、教科書を見ればそこで行う活動がわかるようになっています。
    生活科におけるICTツールの活用場面についても、教科書が参考になります。どこでどんな風に活用することが生活科では有効なのか、教科書から読み取ることが可能です。

  • Q.

    生活科の教科書は、他の教科と何が違うのでしょうか。

    A.

    生活科教科書で示しているのは活動の例示です。そのため、生活科教科書に載っていることを必ずしもすべてやらなければならないわけではありません。生活科は教科書通りではなく、地域ごと、学校ごと、先生ごとに違っていてよいものです。また、子どもの「やってみたい」という思いを軸に活動が展開しているため、必ずしも想定通りに活動が進まないこともあるかもしれません。しかし、それが生活科なのです。
    ただし、「新版 たのしいせいかつ」に掲載している活動例は、子どもの意識の流れや活動の見通しなどを吟味し、最もよいだろうと考え提案しているものですので、子どもや地域の実態を考慮しつつ、指導計画を立てる際の参考にしていただきたいと考えています。

  • Q.

    学校独自の生活科カリキュラムがあります。教科書通りの授業は行っていませんが、それでも教科書のなかに何か活用できる部分がありますか?

    A.

    生活科は、子どもが身近な人や社会、自然と関わることを大切にしています。だからこそ、地域の教育材を活用した生活科授業が多く実践されていることと思います。
    「新版 たのしいせいかつ」では、必要なときに、必要な部分を活用していただきたいと考え、紙面上の資料及びウェブコンテンツの充実に努めました。ウェブ上には写真や映像も多数準備し、子ども自身が調べ、興味をもち、次の活動につながるような豊富なコンテンツが用意されています。

  • Q.

    生活科の教科書は上巻、下巻となっていますが、上巻は1年生、下巻は2年生が使うものなのでしょうか。

    A.

    生活科では、1・2年生の2年間を通じて、学習指導要領上必要な内容項目を学習します。大日本図書生活科の教科書は、子どもたちの意識の流れと季節の移り変わりを考慮し、上巻を1年生、下巻を2年生で使用することを前提に編集していますが、上下巻の各単元をどのように使うかは、各地域・学校の裁量に任されています。

  • Q.

    生活科教科書のなかで、ひらがなと漢字はどのように使い分けているのですか。

    A.

    上巻では1年生で学習する漢字を使用し、下巻ではそれに加え、2年生で学習する漢字を使用しています。ただし、上巻の2学期にあたる単元までは、子どもの学習状況を考慮し、ひらがなのみを使い、3学期にあたる単元から漢字を使用しています。漢字については、「ルビ」(振りがな)を付しています。

  • Q.

    生活科教科書のなかで、カタカナはどのように使われているのですか。

    A.

    動植物の種名など、カタカナ表記が相応しいと思われるものについては、上巻冒頭からカタカナを使用しています。ただし、国語科ではカタカナの学習が1年生の2学期にあてられていることを考慮し、上巻ではカタカナにルビを付しています。1年生の3学期にあたる単元からは、すでにカタカナは学習済みのものと考え、ルビは付していません。

  • Q.

    生活科の栽培活動では、教科書のように、1年生は花、2年生は野菜を育てなくてはいけないのでしょうか。

    A.

    大日本図書の生活科教科書では、世話の難しさや開花後・収穫後の花や収穫物を使った活動内容を吟味し、上巻では主に花の栽培、下巻では野菜の栽培を取り上げています。しかし、生活科では上下巻の各単元をどのように使うかは、各地域・学校の裁量に任されています。そのため、どの段階で何を栽培するかについても、各地域・学校の実態に合わせ、選択していただければと思います。

  • Q.

    生活科ではSDGs(持続可能な開発目標)についてどう扱っていますか。

    A.

    生活科の活動と結び付けながら、単に知識としてではなく、子どもが実感をもって感じ、考えることができるような形で取り上げています。
    長期間にわたる栽培活動に一区切りついたところで、さらにもっと育ててみたいという子どもの思いをもとに、土のリサイクルについてふれています。工夫次第で繰り返し使うことができることを知った子どもたちに、これまでの生活科活動のなかにも地球にやさしいことがあったかなと投げかけ、SDGsの視点で生活科で行ってきた活動を再度意味付けています。
    低学年なりのことばでSDGsについて説明をし、普段の生活のなかでもやっていること、これからできることに目を向けることを投げかけています。