高専・大学物理
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初歩から学ぶ基礎物理学シリーズのご案内
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物理学の初歩から定式化までを自然な流れで学習することができるシリーズです。
初歩とは,中学の理科の知識があれば学べる「高校物理」レベルの基礎物理を指します。ここでは身近で具体的な例を挙げて現象を表現しながら,物理学の原理を学びます。こうして学んだ基礎物理を,工学や理学,あるいは実社会に応用するには,数学を使ってより一般的に表現し直す必要があります。これを定式化といい,主に大学で学びます。
本シリーズは,高校レベルの基礎物理から,大学初年次程度の定式化された物理学まで,自然につなげることを目指しました。
5年間一貫教育の高等専門学校を対象としていますが,高校の物理から大学の物理への接続教材としてもお使いいただけますし,高校で物理を学ばなかった大学生のための物理入門(リメディアル教科書)としてもお薦めです。本書を執筆するにあたり留意した点
- 学生にわかりやすく,授業で使いやすいものとする。
- 理解を助ける図を多用し,例題を豊富にする。
- 本文中の問は本文の内容と直結させ,その理解を助けるためのものを優先する。
- 各章に関連する興味深い内容をコラムとして付け加える。
準拠問題集「初歩から学ぶ基礎物理学問題集」
基本問題から応用問題まで取りそろえ,授業や自学自習の際に教科書の内容を着実に身につけることができます。
解答も充実させて,自学自習をしっかりサポートします。