小学校算数TOPへ
デジタルデータバンク
文部科学省『教育用コンテンツ開発事業』
1本32円の鉛筆を3本買うといくらでしょう。
硬貨とシンクロすることによって,かけ算の筆算のイメージをつかむことができます。
実施時期
3年生1学期(6月)
単元項目
3−6
かけ算の筆算(p.81)
配当時数
13時間
指導内容
かけ算の筆算
(2けた)×(2けた)の計算
このコンテンツを用いた授業例・指導案
単元目標
筆算のよさがわかり,進んで活用しようとする
既習の計算をもとに,2位数や3位数に1位数をかける乗法の計算のしかたを考えることができる
2位数や3位数に1位数をかける乗法について確実に計算ができる。また,乗法の結合法則を計算に用いることができる
2位数や3位数に1位数をかける乗法について計算のしかたや結合法則がわかる
本時の目標
2位数×1位数(部分積がすべて1桁)の筆算形式のしかたを理解し,その計算ができる
実施時期
3年生1学期(6月)
単元項目
3−6
かけ算の筆算(p.81)
配当時数
13時間(本時はその3〜4時間目)
学習活動
1
問題を知る
今日の算数でどんな勉強をするのかを画面で見てみましょう
わかっていること,聞いていることは何でしょう
大型画面で,動画の前半(問題提示)部分を見せ,問題場面を知らせる
既知事項,求答事項を確認させ,確実に問題を把握できるようにする
2
見通しをもつ
どんな計算で求められるのでしょう
32円の3つ分だから,32×3です
答えは,だいたいいくらくらいになるのだろう
30×3=90だから,90円よりは高いはずです
今までのかけ算と違うのはどんなところですか
今までは,九九でそのまま答えがわかったけれど,
今度はそれでは答えがわかりません
解決方法の見通しと,結果の見通しをもたせることにより,主体的に問題解決に取り組めるようにする
3
自力解決によって,32×3の計算のしかたを考え,発表し合う
32×3の計算のしかたを考えて,答えを求めてみましょう
みんなが考えてくれた求め方で,どの求め方でも使っているのは,どんな方法ですか
模擬貨幣を使ったり,数操作をしたりして考えさせ,自分なりの方法で32×3の答えを求めさせる
多様な求め方の中から,位ごとに分けて計算すれば九九で答えが求められることに気づかせる
4
考えた求め方を筆算で考える
みんなで考えた計算のしかたは,筆算ではどうすればいいのか考えよう
児童が主体的に筆算のしかたを考えられるようにする
一の位から計算すること,十の位の積は十の位の下に書く良さに気づくようにする
5
筆算のしかたについてまとめる
筆算のしかたを画面で確かめてみよう。
みんなが考えた筆算のしかたと同じだろうか
今日学習したかけ算の筆算のしかたをまとめよう
大画面で動画を見せ,児童が考えた筆算のしかたのイメージをとらえさせる
筆算のしかたの手順を以下のようにまとめられるようにする
位を縦にそろえて書く
「三二が 6」の 6 を一の位に書く
「三三が 9」の 9 を十の位に書く