サイエンスカフェ

100 会目

第100会目 鏡の歴史といろいろ

ここで,第3問。

マスターが韓国から入手した青銅鏡の,どの部分が鏡なのでしょうか?


第91会目第92会目第93会目をご覧の方は,いまさら何? と思われるかもしれませんが,これは子ども時代のマスターにとっては大いなる疑問だったのです。

大人になるまで,いくつもの博物館で青銅鏡を見学しました。

しかし,展示してある青銅鏡のほとんどは青緑色にサビており,磨いてあるものに出くわせませんでした。

磨いたとしても模様があるので,どこに映るんだろう。

と,ずっと思い続けていました。

…そして,大人になって…

なんのことはない,模様の裏側が鏡面である」ことに気づいたのです。( ̄∇ ̄ ハッハッハ


先ほどの鏡の裏面を磨いてみました。


銅鏡の裏面を磨いた

韓国で入手したこの銅鏡,裏面が凸面になっていて,磨くのに苦労しました。


磨けたのは一部分だけですが,磨いた部分は銀色で,トラの人形が映っていますね。