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明治以降の鏡は?
明治時代に入ると,西洋からガラスの鏡が入ってきました。
ガラスの鏡は次のような工程で作られます。
実際に鏡の裏を削ってみました。
このように,保護膜の下に,銅,銀が見えます。
銀色の銀なら,実物と同じ色の像ができるね!
そうですね。
ガラス板によって鏡面が湾曲したりすることを防ぎ,銀が錆びてしまわないように工夫されているのです。
さらに現在では…
ガラスの替わりにアクリル等の樹脂を使い,銀の替わりにアルミニウムを蒸発させて付着させる鏡まで利用されるようになりました。
割れづらくて安全になったのね。
近未来では,洗面所の鏡(液晶ディスプレイ?)を見ながら,「今日の天気は?」と話しかけると,鏡に天気予報が写ったりするようになるでしょうか?(もう一部が出来ているような??)
“鏡に語ると返事をする” まさに『白雪姫』の世界ですね。
科学のおもしろ話題をアレコレ紹介してきたサイエンスCAFÉもついに100回。
“頭痛持ち”&“気まぐれ”のマスターにしては,よく続いたものです。m(_ _)m