今度は,マスターが韓国の古物商から入手した直径 20 cm 大の銅鏡をお見せしましょう。
青緑色をしていますね。
この青緑はもともとの色,それともサビた色?
いい質問ですね。
もともとの色かどうかは,どうやって調べましょうか。
うーん
…そうだ! その青緑のところを磨いてみれば良い!
では,磨いてみましょう。
磨いたところが銀色に輝いています。
銅色でも,青緑色でもないな〜。
サビた部分が青緑で,もともとは銀色となると,この鏡は銅でもなく鉄でもなく青銅でできてるっていうこと?
青銅っていうけど,青色じゃなくて銀色なのか!
おおかたは銀色ですが,銅に含まれるスズの割合が少ないと違った色になります。
このことは後で取り上げましょう。