今回のテーマ「木と石とのつながり」の発想の元となったのは,イギリスの科学者ジェームス・ラブロックが提唱した「ガイア理論」です。
ガイアとは,ギリシャ神話に登場する大地の女神です。
氏は,地球を巨大な生命体と捕らえ,大気,水,土にまたがる生命全体が関係しあいながらバランスを維持しているという理論を唱えています。
もう1つは,大竹三郎著『黒つちが燃えた』(大日本図書)です。
かつて課題図書にもなった小・中学生向けに書かれた本で,この本に出会ったとき,マスターは興奮しながら読んだものです。
この中では「どうして黒土が燃えるのか」という疑問に答えています。
ちょっとだけヒントを言うと,ものが燃えるには,燃えるものと,ある温度と,酸素が必要ですが,その酸素が黒土にどのような過程をふんで,どのように含まれているかを述べています。
ぜひ,みなさんも想像してみてください。そして,この本を一読することをおすすめします。
(c) by マスター(後藤富治)