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ウェブコンテンツ「理科の世界WEBプラス」

新たな学習支援コンテンツ集「理科の世界WEBプラス」を追加。
従来の「理科の世界WEB」に加え、観察・実験動画やCBT方式のWEBテストなど、個別最適な学びを効果的に実現するコンテンツを豊富に用意しました。

  • 観察・実験動画

    観察・実験の映像を収録。
    手順を1つずつ、自分のペースで確認できます。

    1年p.209

    1年p.209

    火山灰の観察動画

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    3年p.211

    3年p.211

    中和の実験動画

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    方法をしっかりつかめるので、より安全に実験に臨めます。

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1

学習の流れがわかりやすく、見通しをもって学べる

各単元で取り上げる課題は、主体的・対話的で深い学びを実現し、「理科の見方・考え方」を豊かで確かなものにしていけるよう工夫しています。

  • 探究の過程① 課題の把握

    導入には、興味・関心を喚起する写真やイラストを掲載し、主体的に探究を進めていけるような構成にしています。

    1年p.166
    引き出し罫

    1年p.166

    資質・能力の育成にあたり、各学年で特に重視する探究の過程を強調したマークでわかりやすくしています。

    生徒どうしの話し合いのようすが例示されているので、協働的な学びを促しやすいですね。

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2

基礎的・基本的な知識・技能が確実に身につく

「まとめ」「単元末問題」「ノートやレポートの書き方」などのいろいろな資料で、身についた知識を確認・活用したり、成果を表現できるようにしています。さらに、「基本操作」や「理科室のきまり」などを掲載し、観察・実験のための基本的な技能をしっかりと身につけられる構成にしています。

  • 例題

    生徒がつまずきそうな問題は例題にして、解答例で詳しく解説しています。
    個別最適な学びを実現する仕様です。

    2年p.182

    2年p.182

    問題を解くときに必要な算数や数学の既習内容が掲載されているので、生徒のつまずきが減ったように感じます。

    引き出し罫
    2年p.308-p.309

    2年p.308-p.309

    巻末には理科で使う算数・数学の学習内容がまとめてあります。

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3

理科の学びがつながる・広がる

理科の学習は、理科室や教室の中だけでなく、これまでに学習したことや他教科で学習すること、さらに生活や社会などさまざまなことにつながっています。いろいろなつながりを紹介し、学習が広がっていくようにしています。

  • SDGs

    持続可能な開発目標(SDGs)について、生徒が正しく理解し、持続可能な社会の創り手と
    なるよう、自ら考え、皆で話し合うことのできる資料を掲載しています。

    2年p.287

    2年p.287

    SDGsとはどういう考えのもと設定された目標なのか、しっかり扱われていていいですね。

    3年p.324-p.325

    3年p.324-p.325

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4

誰にでも使いやすい

生徒の学びやすさを第一に考え、理科の学習の中心となる観察・実験の取り組みやすさや、特別支援教育に配慮したつくりで、すべての生徒に読みやすく、使いやすい教科書にしています。

  • 取り組みやすい観察

    理科の学習は、観察・実験で事象を実際に自分の目で確認することが何よりも大切です。
    すべての生徒が取り組みやすく、結果を考察しやすい観察を精選して掲載しています。

    3年p.91

    3年p.91-p.92

    細胞分裂の観察の方法がとても優れています。
    タマネギの種子を使うので一人一人が自分の試料を用意でき、染色の仕方や根のどこを切るのかも詳しく図示されているので、生徒が迷わず取り組めていました。

    3年p.92

    結果の例は、スケッチや写真、表などで示しています。

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著者からのメッセージ

高エネルギー加速器研究機構 特別栄誉教授 小林 誠

提供:KEK

高エネルギー加速器研究機構 
特別栄誉教授

小林 誠

科学的思考のために

中学校の理科では、自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を育成することが目標とされています。この目標はやや抽象的ですが、これを実践するために教育現場では多くの努力がなされていると思います。

自然現象を単に観察したり記述したりするだけではなく、その背後にある法則を理解するためには、現象から抽出した普遍的な概念が必要となります。こうした概念を形成することは、科学的思考のために求められる資質のひとつであると思われます。

これには生徒一人ひとりの能動的な活動が重要であることは言うまでもありませんが、同時に、多様な自然現象の理解を深めるための適切なガイドが必要となります。『理科の世界』がこうした要請にこたえ、生徒の成長に資することを願っています

品川区立八潮学園 校長 山口 晃弘

東京農業大学 教授

山口 晃弘

生徒の興味を高め、
充実した授業を行うための教科書

一流の科学者のほとんどが「明らかにしたかったから」と研究の動機を語っていることからわかるように、科学的な進歩の根底には、事物・現象への飽くなき関心と追究があります。そのため『理科の世界』は、目的意識をもって、生徒自らが観察・実験を行い、その観察・実験が体験となり、その体験がしっかりとした理解につながるような構成にしています。

また、明日を担う生徒の「生きる力」を育み、豊かな人間性を養うため、科学に対する夢が自然に育まれるように、豊富な資料を掲載しています。

『理科の世界』を通して、理科の授業が快活で楽しくなり、人と身近な物質や自然とつながるだけでなく、人と人とのつながりも育める、そのような教科書を目指しました。

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