vol.21 - No.21 (2020年2月1日)

1年で一番寒い2月になりました。とはいってもこの冬は暖冬のようで、まだ庭の池に氷が張っていません。11月~12月が花期とされるオキザリスはまだ黄色い花を残しています。クワは葉を落とすこともなくきれいな緑の葉をつけています。アジサイやユキヤナギも、茶色くなってはいますが、まだ葉をつけています。我が家の庭はまだ12月ごろのようすです。これからが冬本番といったように感じられますが、日の入りは少しずつおそくなり、日照時間は着実に長くなっています。それを感じとってか、サクラソウは花茎をのばしてたくさんのつぼみをつけ、花も咲きはじめました。もうすぐ春が来るよと知らせてくれているようです。庭を見ていると、なんとなくちぐはぐな感じがするのですが、それでも暖かい春が早く来てほしいと思ってしまいます。しかし、冬は冬なりの寒さと期間でないといろいろと不都合なことが起こります。暖冬の影響で野菜の生育が良すぎ、野菜の値段が下がっています。ありがたいことのように思えますが。短い期間にたくさんの野菜が市場に出回ってしまうと、次の収穫までは品薄な状態になります。そうなると、野菜の値段は高騰してしまうでしょう。今がよければそれでいいわけではありません。春を待ちながらも、これからどんな影響が出るのかなと、あれこれ思いながら庭の生き物のようすを見守っています。

さて今回は、冬にたくさんの実がついてよく目立つ、センダンが育つようすを紹介します。