vol.20 - No.16 (2018年11月15日)

昔は、冷房も暖房もいらない日がもっと長くあったように思うのですが、今年の秋は、暑くもなく寒くもない日が少なかったように思います。9月下旬まで暑さが続き、10月には真夏日があったかと思ったら今度は「え、暖房つけるの?」と言いたくなるような日もありました。夏が長く、また猛暑だったためか、私が飼育しているミツバチは大変なことになってしまいました。夏の間に子育てが出来ないミツバチたちにとって、秋は寒い冬を乗り切る準備をするための大切な時です。減ってしまったハチの数を急いで増やして、冬の寒さに負けない勢力にしなければなりません。少ない数のミツバチの群れでは、巣箱の中の温度を保つことができず凍死してしまうからです。その大切な時期にさらなるダメージがありました。11月になってからも思わぬオオスズメバチの襲撃にあい、冬越しが危ぶまれるほどに数が減ってしまったのです。春には例年以上にたくさんの働バチがいて採蜜量も多かったのですが、多くのハチを失う結果となってしまいました。生き物を扱う活動は、なかなか思うようにいきません。

さて今回は、ウラギンシジミの2回目です。終齢幼虫、蛹、成虫のようすを紹介します。