vol.20 - No.11 (2018年9月1日)

今年も1階南側の大きな窓の前に緑のカーテンを作りました。大きなプランターを3つ置いて、中央にはヒルザキアサガオ、右側にはオキナワスズメウリ、左側にツルレイシ(ゴウヤ)を植えました。今ではネット全体を葉がおおい、すき間がないほど葉がしげっています。オキナワスズメウリは緑の実をつけ、ツルレイシも小ぶりではありましたが実を収穫することができました。ヒルザキアサガオはなかなか花を咲かせませんでしたが、8月中旬を過ぎてからようやくちらほら花を咲かせ始めました。昼間でもしぼまず開き続けるので、朝顔と名がついているのはおかしな感じです。近所の線路わきではヒルガオがフェンスにからまりたくさんの花をつけています。夕方には庭のユウガオが花を咲かせます。そうした姿を見ながら、アサガオ・ヒルガオ・ユウガオ、それにヨルガオがあったななどと花の咲く時間のことを考えていました。そのとき、ふとユウガオは仲間外れだったことを思い出しました。ユウガオとヨルガオはよく混同され間違えられる植物で、ヨルガオのことをあえてユウガオと呼ぶことすらあります。ユウガオはウリ科植物でヒョウタンと同じ仲間ですが、アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオはヒルガオ科です。種類は異なっても、花の色が白、夕方から次の日の朝までの夜のあいだ円形の花を咲かせるという共通点があるために、ヨルガオもユウガオと呼ばれてしまいます。ヨルガオはユウガオに比べて言いにくいからなのかもしれません。

さて今回は、そのユウガオを紹介します。まずは種から花を咲かせるまでのようすです。