vol.20 - No.10 (2018年8月15日)

8月上旬、横浜では雨の降らない猛暑がずっと続き、畑の作物にいろいろな影響が出ています。本来は涼しい気候を好むアブラナ科の植物は育てられなくなり、サトイモやサツマイモは今がイモの大きくなる時なのに生育不良となっています。そんな厳しい暑さの中、思わぬ出来事が2つ起こりました。その1つは、庭で育てているプリンスメロンです。育つようすを撮影するために育てはじめたので、実の収穫は特に期待してはいませんでした。ですが、枯らしては撮影が中断してしまうため、しっかり水を与えたところ、暑い日照りでも実は順調に育ちました。そして、実の表面がひび割れるという問題は起こりましたが、8月の上旬に3個の実を収穫することができました。それが何と、店で売られているものと同じか、それ以上においしかったのです。欲を出してもう2個育てることにしたほどです。もう1つはサツマイモです。暑さと水分不足で苗が半分枯れてしまった畑で、ふつうは沖縄地方や九州でしか咲くことはないとされているサツマイモの花が咲いたのです。それも特別に1つ2つではなく、畑のあちこちで花を咲かせたのです。横浜の夏も、今年は今までと違うということが自然のようすからも感じ取れます。

さて今回は、コブハクチョウの3回目です。ヒナがマガモの成鳥とほぼ同じ大きさになるまでのようすです。