vol.20 - No.02 (2018年4月15日)

3月の下旬からとても暖かい日が続き、4月の上旬・中旬・下旬と順に花を咲かせる春の花たちが一斉に咲いてしまったような気がします。3月の終わりに高さ1cmほどの円すい形だったフジのつぼみは、1週間で20cm30cmと長くのびて垂れ下がり、もうあと1週間を待たずして満開となりそうです。収穫せずにいたハクサイは黄色い花でおおわれています。一足はやく満開になったネモフィラ。例年通りに咲くカイドウやクリンソウの花、1か月前から咲きはじめているサクラソウ・クリサンセマムノースポール・キンセンカと、我が家の庭は花盛りです。これからはカンパニュラ・スターチス・パンジー・オダマキなども咲きはじめます。そんな花たちと花に集まる虫たちにかこまれ、自然のようすを映像として記録する活動が続けられることに満足しながら、新しい年度をスタートさせました。最近は身近な生き物ばかりでなく、日本各地に足をのばして横浜では撮影できない生き物の記録に挑戦しています。しかし、そうした生き物たちは、成長の過程を撮影することは難しく、いつもの形では紹介できません。番外編が増えすぎかなとも思いますが、紹介したい生き物の映像もだいぶ増えてきましたので、随時紹介していきたいと思います。

そこで今回は、田の鳥(1)と題して、田にやってきて食事をする大型の鳥を数種類紹介します。