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(vol.19=2017)
ookiku vol.19 No.06(2017.06.15)
写真・解説=八木澤 薫
コブハクチョウ(1)
   5月のうちから夏を思わせる気温や日差しの日がありました。かつても5月の天候はこうだったでしょうか。テレビの気象番組では、十分な寒さを経験しなかったサクラは花を咲かせることができないことから、日本でソメイヨシノが咲かない地域が増えて行くとの予測が紹介されていました。また、沖縄地方より本州や北海道の内陸部の気温が高い予報が出たり、雷・突風・竜巻の発生の頻度も高まるなど、気象の変化が懸念されています。それに伴い生態系も急速に変わりつつあります。温暖化対策が大切なのはもちろんなのですが、野生の生き物たちが生活する場を自分たちの生き方に合わせて移動するのと同じように、私たち人間も生活の仕方や生活場所を変えていく必要があるのではと考えてしまいます。人間の生活空間を囲いで覆い、その中だけを快適にし、その外側に生活する生き物のことは考えない。もし、そんなことが現実化したら、人間は、地球上でもっとも知能が高いものの、もっとも愚か生き物になってしまいます。快適ばかりに目を向けず、地球に生きる生き物としてどうするのがよいのかを考える必要があると改めて感じています。
 さて今回は、ウラナミシジミ(2)の中でいずれ紹介しますと書いたコブハクチョウの1回目です。2回目はいつになるか未定なのですが、コブハクチョウが抱いていたヒナが孵化し、ヒナが餌を食べるようになるまでのようすを紹介します。
 
 
おまけ