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(vol.19=2017)
ookiku vol.19 No.02(2017.04.15)
写真・解説=八木澤 薫
ウラナミシジミ(2)
   昨年の12月に車検を迎えた車のタイヤを、思い切ってスタッドレスタイヤにしました。今までは、雪の積もるような所にはあえて出かけなかったのですが、雪の中で生活する生き物や自然のようすの撮影にも精力的に取り組みたいと考えてスタッドレスタイヤにしたのです。しかし、雪の中に出かける機会はさほど増やせず、4月に入ってしまいました。そのような中、箱根に雪が降ったということをニュースで知り、雪の中のミズバショウなどの撮影しようと出かけてみました。雪がなかったわけではありませんが、道路の除雪は完ぺきで、スタッドレスタイヤの出番はありませんでした。ミズバショウの周囲にも雪なしといった状態で、思惑が外れてしまいました。そこで、山中湖まで足をのばすことにしました。すると、一面の雪景色で駐車場は雪だらけ。ようやく思いが叶い、早速、雪化粧した富士山などの撮影を始めました。オオバンの撮影をしていたときのことです。オオバンがぞろぞろと雪の積もる岸辺を歩いていきます。おかしな行動だなあと見ていたのですが、その先に2羽のコブハクチョウがいました。1羽は岸に生えたヨシの枯れ枝を集めた上に座っています。卵を温めているのだと直感しました。その日は夕方になってしまったので、3日後にもう一度行ってじっくり観察をしてみました。すると、交代のために立ち上がったコブハクチョウの腹の下には5つの卵がありました。見つけたことはうれしいのですが、そのおかげで何度も出かけることになりそうです。私の家から山中湖までは往復5時間。少し大変ですが、孵化したヒナの撮影ができたら後日紹介したいと思います。
 さて今回は、ウラナミシジミの2回目です。幼虫が蛹になるまでのようすを紹介します。
 
 
おまけ