vol.14 - No.05 (2012年6月1日)

春の花が咲き終わり、花だんやプランターの花を片づけなければならないころになりました。この時季や秋の終わりの頃は、いつ花を抜こうか色々と迷います。いつもきれいな花で飾るためには早めに片づける必要があるのですが、枯れ始めた花も種の成熟のためには大切なときです。見苦しくてもできるだけ長くおいてあげたいと思い、どうしても片づけるのが遅くなってしまいます。そのおかげで、毎春サクラソウやクリサンセマムノースポール・ワスレナグサなどは、こぼれ種から出た芽を集めて植えるだけであまるほどの苗を手に入れることができます。同じようにこの時季は、庭のいたるところにシソとホウセンカの芽を見つけることができるので種をまく必要がありません。

さて今回は、これもこぼれ種から育てたサルビアの花の一品種コッキネア種の育つようすを紹介します。