vol.12 - No.20 (2011年1月15日)

毎月、植物と動物を交互に紹介していますが、動物の方が思うように増えません。動物の撮影は植物の撮影の何倍も大変で、今度は何を育てようかと毎日のように考えています。まだ犬やネコだっているじゃないかと言う方もいるかもしれませんが、一度飼い始めたら10年15年と飼い続けなければならないような生き物に手を出すには覚悟が必要です。

昨年夏、撮影して以来ずっと飼い続けていたウサギが猛暑のために死んでしまいました。そこで、その代わりに、もう一度モルモットを飼育しようと思い、久しぶりに行きつけの鳥獣店に出かけてみました。しかし、今、ハムスターなどペットショップで扱われる動物が品薄とのことで、モルモットも売っていませんでした。原因は昨年夏の猛暑にあるようです。親となる生き物の多くが死んでしまったというのです。異常続きの世界、そして日本。さまざまなことに不安を抱える毎日ですが、今年一年はどのような気候天候になるのでしょう。

さて今回はキチョウの最後の回です。蛹が羽化して成虫になるようすを紹介します。