vol.10 - No.11 (2008年9月1日)

年を追うごとに、夏休みの長さが短く感じられるようになりました。40日ほどある夏休みですが、最近では、プール指導や補習などで前後の休みが削られ、研修会や研究会に参加すればもう半分以上はなくなってしまいます。夏休み前にたてた教材作りの計画は、厳しい暑さも手伝って、計画倒れに終わったものが少なくありませんでした。8月後半は涼しい日が続きましたが、今年の夏の気象条件も、人間を含めた多くの生き物にとってつらいものだったように思います。

さて、二学期を迎えた今回は、前回に引き続いてコムラサキを紹介します。生き物たちは日差しなどの変化から秋の気配を感じとり、多くの植物が種や実をつけ始めます。コムラサキも、たくさんの実をつけて美しい色に熟す準備を整えています。