卵


vol.9 - No.04 (2007年5月15日)

次へ

ウスバシロチョウの幼虫の餌は、ムラサキケマンという草です。ところがムラサキキケマンは、冬には枯れて体が消えてしまうので、餌となる植物の体に冬越しの卵を産みつけるわけにはいきません。そこで成虫は、ムラサキケマンが生えそうな場所に落ちている枯れ枝などに卵を産みつけます。そのため、卵を見つけることがとても難しいのです。