vol.9 - No.03 (2007年5月1日)

新緑の美しい5月にあって、私がひときわ美しいと思うのは、整えられた茶畑の緑です。茶は、1191年に僧侶の栄西が中国から持ち帰ったとされていますが、今では緑茶としてすっかり日本固有のものとなりました。チャノキ(ふつうはチャと呼ぶ)はツバキの仲間で、そのことは花・実・種のようすからも簡単にわかります。

茶つみは、ふつう5月前後に行われます。そこで今回は、今ちょうど茶つみの時季をむかえたチャノキが育つようすを紹介します。