vol.8 - No.10 (2006年8月15日)

自然林の中では、絶妙な湿度コントロールがなされているのでしょう。拾ってきたオトシブミのゆりかごを、プラスチックの飼育ケースにそのまま入れておいたのではひからびてしまいます。かといって、ティッシュペーパーや昆虫マットなど敷いて湿らせても、気をつけないとカビが繁殖して大変なことになります。

拾ってきたオトシブミの卵を順調に育てることは、なかなか難しい作業でした。しかし、何とかさなぎになり、成虫にまで育てることができました。今回は、そのようすを前々回に引き続いて紹介します。