vol.4 - No.02 (2002年4月15日)

新学期がスタートして一週間がたちましたが、新しい学校生活になれたでしょうか。新しい友だちの中で、誰はいやだのとなりの席の子はきらいだなどといっている子どもはいないでしょうか。先日、「私チョウチョがだいきらいなの。」とか、「毛虫を見ると背中がゾクゾクしちゃう。」などと、自分のきらいを大声で話しながら盛り上がっている人たちの会話を、聞きたくはなかったのですが聞いてしまいました。きらいなのは仕方ありませんが、大声でいう必要があるのでしょうか。

みんなにきらわれている生き物の中に、ナメクジがいます。でも、ナメクジだって好きでナメクジになったわけでもなく、同じ地球の仲間です。どうしても好きになれないことはあると思いますが、きらいだといわずにすませるようにしたいものです。

そこで今回は、どれだけがまんして見てあげることができるか、みなさんに挑戦してもらおうと思い、新学期スタート早々ではありますが、ナメクジを紹介することにします。