vol.4 - No.01 (2002年4月1日)

入学式に新学期、学校の一年のスタートである4月が、またやってきました。春もいよいよ本番、産卵を終えてもう一度ねむりについたカエルもいつまでもねてはいられません。ケルルンクックと鳴き声をあげて草野心平の詩のように、水辺が活気づくための立役者にならなくては、春がもりあがりません。そんな春の詩の中に、イヌノフグリが登場します。この4月ごろが一番の花ざかりとなるイヌノフグリは、野草にしては上品なブルーの花を咲かせます。

そこで今回は、小さな花ではありますがたくさん咲いて美しいオオイヌノフグリを紹介します。