自然再発見 - No.08 (1998年7月15日)

三年生の「チョウをそだてよう」という単元の中で、カイコの成長について取り扱っている教科書があります。私は、教科書で扱われているからという理由の他に、みんなで飼育するには、アゲハやモンシロチョウでは個体数をそろえるのが大変であることから、毎年カイコを育てることにしています。今年は、横浜にあるシルクセンターから1000粒ものカイコの卵が届き、児童一人一人が5頭のカイコを机の中で育てました。児童のものと予備のカイコ合わせて700頭ほどの飼育には、多量のクワの葉が必要で3週間ほど大変な毎日を過ごしましたが、7月に入ってほとんどのカイコがマユになり、やっとほっとしているところです。

そこで今回は、1ヶ月を越えて観察を続けた、カイコの成長の画像をいくつか紹介します。