ナズナ
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ナズナ

四季の教材 - No.02 (1996年4月15日)

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前回は冬のロゼット形のものを紹介しましたが、今回は、広げた葉の中央から1本茎をのばし始めたものです。小さな白い花をいち早くつけるナズナにも、いくつかの種類があって、通称ペンペン草と呼ばれているのはグンバイナズナです。実のついた茎を根元から折り、ひとつ一つの実をほんの少しずつひっぱると、茎からはずれてぶらぶらになります。そこで、茎の根元に近いところを指でつまん振ると、チリチリと音が出ることから、ペンペン草という名が付けられたようです。春の七草の一つになっています。