二重星団は、ペルセウス座とカシオペヤ座との境界の近くに位置しています。
2つの散開星団が接近しているため、二重星団と呼ばれています。距離はともに約7300光年、どちらも300個ほどの若い散開星団で,生まれてからまだ320万年しかたっていません。
この天体が星団であることを発見したのは、望遠鏡によって観測したガリレオ・ガリレイであるとされています。
空の暗い所では、肉眼でも存在が確認できます。観望でのお勧めは7〜10倍ほどの双眼鏡です。微光星がビッシリ2つに集まり、まさに息をのむような美しさです。