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ルーリン彗星2009.3

ルーリン彗星

ルーリン彗星は2007年7月に台湾のルーリン(鹿林)天文台で発見された彗星です。
発見時は太陽から遠く、明るさも18等星ととても暗い天体でした。その後、およそ1年半かけて太陽に近づき、1月10日に太陽に最接近しました。現在、彗星は太陽から遠ざかりつつあります。
太陽系外縁部から来たと考えられていて、太陽を1周するのに数万年以上かかると考えられています。
地球への最接近は2月24日でした。地球に接近する期間は、彗星は地球から見て太陽とほぼ正反対の方向にいました。この時の彗星の尾は、地球から見て彗星の奥側に伸びていました。そのため、写真のようにあまり長く伸びては見えませんでした。

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