みずがめ座2006.11
みずがめ座は、全天で10番目の大きな星座です。
しかしあまり目立つ星もなく、3〜4等星ほどの星が散らばっているだけで、形をたどりにくい星座でもあります。北側の部分に4つの4等星がY字型に並んでいるので、これを目じるしにするとよいでしょう。
みずがめ座は、プトレマイオス48星座のひとつで、少年「ガニメーデス」がかつぐ水瓶をかたどったものとされています。
この付近に太陽が来る時期と雨期が重なっていたため、この方向に天の海があって、そこから雨が降ってくると考えられていたようです。この辺りには、「くじら座」や「うお座」、「みなみのうお座」など、水に関係する名前が付けられた星座が多くあります。