みずがめ座は、ペガスス座の南西に位置する,全天10番目の大きな星座です。しかしあまり目立つ星もなく、3〜4等星ほどの星が散らばっているだけといった印象で、その形をたどりにくい星座のひとつです。
一番北側の部分に4つの4等星がY字型に並んでいる様子は比較的目立ちます。このY字形からこぼれた水の流れを表わす暗い星列が南の方へ続き、みなみのうお座のフォーマルハウトに達しています。
この水瓶を抱えた人の姿が星座として成立していたのは、太陽がこのあたりを通る頃、雨期になったことが由来であると考えられています。