2月の21時ごろに真南の中ぐらいの高さに見えている星座がおおいぬ座です。
おおいぬ座の目じるしは、青白く輝く明るい星シリウスです。シリウスはおおいぬ座の鼻先にあたります。
シリウスの南に3個の2等星がありますが、そのあたりが犬の腰あたりになります。星図を見ながら周辺の星をつないで犬の姿を想像してみてください、意外としっかりとした犬のイメージが浮かんできます。
このシリウスは全天の恒星の中で一番明るい星です。シリウスが明るいのは、太陽から7番目に近い距離にある恒星だからです。シリウスには、焼き焦がすものという意味があります。