神話では、ネメアの森に住む化け獅子ですが、ヘルクレスに退治されてしまいます。
からす座と同じように春の星座の中では、目だつ星座です。とくに「?」を裏返しにしたような形が印象的です。この部分がライオンの頭から胸にあたります。この半円形の形は、西洋で使う草刈りのかまににているので、「ししの大がま」とよばれています。
今から4000年も昔には、この星座に夏至点が位置していました。夏の厳しい日の光からここにししの星座を描いたのかもしれません。
また、この星座が描かれたバビロニアの彫刻にはライオンが数多く残されています。バビロニアにはたくさんのライオンがいたといわれています。