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88 会目

第88会目 続々々・電話でね…ウーウー♪

マスターお得意の分解を試みました。

ハンドル式電話では,こじ開けるのに苦労しましたが,今回のダイヤル式電話のカバーは柔らかいので,ホイホイでした ( ̄∇ ̄;) ハッハッハ。

(1)まずは受話器です。

受話器分解

左から2番目が,薄い鉄の振動板。

右端が永久磁石とコイル。これにクリップを近づけるとくっつくので永久磁石と確認できます。






音声電流の変化に応じて振動板が震える仕組みで,ハンドル式送話器と構造は同じでした。

永久磁石にくっつくクリップ

(2)次に送話器です。

送話器分解

右端が送話器の主要部で,炭素粒らしきものが詰まっています。

さらに,これをこじ開けると…

送話器さらに分解

左から2番目がアルミの振動板です。

音声に応じて振動板が炭素粒?を圧縮し,抵抗が変化します。それに応じて音声電流が変化する仕組みでした。

したがって,問の答えは(ア)
ハンドル式電話ダイヤル式電話送受話器の構造は,基本的に同じ でした。

4回に渡った黒電話の仕組みも,これにて終了〜。(^_^)/""

これからも科学のおもしろ話題をアレコレ紹介していきます。
ただし、何分にもマスターは“頭痛持ち”&“気まぐれ”ですので…その点だけはご容赦を…m(_ _)m