3
送受話器の仕組み
送受話器の黒いカバーをはずしてみました。
上が声を聞き取る方の受話器,下が声を送る方の送話器です。
見た目には,上が金色,下が銀色という違いだけで,どちらも音が通じるように穴が開いています。
(その働きの詳細は 第86会目 をのぞいてみてくださいね。)
さて,前々回までのハンドル式電話の場合,
受話器は,コイルと永久磁石と薄い鉄の振動板で,
送話器は,炭素の粒と薄いアルミの振動板でした。
第4問,最終問題です。
前回までの ハンドル式電話 と,今回の ダイヤル式電話 の送受話器に,違いはあるでしょうか?
【予想】
- (ア)両方とも構造的にはほとんど同じ。
- (イ)受話器は同じだが,送話器は進化している。
- (ウ)受話器,送話器ともに進化している。
最終問題ですので,ここでじっくりと考えて下さい。
よろしい方は…(next page↓)