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84 会目

第84会目 迷探偵マスターの推理

ろうそくを熱源に使った場合

①例の針付きガラス瓶を自在バサミで固定し,その上に,紙の風車を置く。

ブツをクランプで固定する
紙の風車を置く


②瓶の底部から,ロウソクの炎を近づけると…

ロウソクの炎で回転

お〜,みごと!

心地よいほど,クルクル回転しました。








この様子をムービーに撮りましたので,ご覧ください。

ロウソクの熱による対流で回る風車

迷探偵の結論:このガラス瓶は対流実験を見る器具である

その理由は,

  1. ①針は,ある回転体をスムーズに動かすのに適している。
  2. ②ロウソクの炎で,周りの空気が対流を起こして風車が回った。
  3. ③瓶の底が,ロウソクの炎が入るくらいの大きさである。つまり,炎の周りのガラスが,上の風車が燃えないようにガードしている。
  4. ④そして,もう一つ。決定的(と思える)証拠がこれ()です。
針つきガラス器具

某女学院の瓶を良く見ると「焦げの跡」(?)が…


以上,マスターの鑑識の結果であるが…

「事実は小説よりも奇なり」なので??? (^_^:/"""

これからも科学のおもしろ話題をアレコレ紹介していきます。
ただし、何分にもマスターは“頭痛持ち”&“気まぐれ”ですので…その点だけはご容赦を…m(_ _)m