では,プラ容器で作った小便小僧が,うまく放水してくれるかやってみましょう!
実験:うまく放水するには?
①容器の中に小便,いや水を入れたいが…
容器の中に,どうやって水を入れますか?
そりゃー,ふたを開けて入れれば!
そうですが…
お土産の「小便小僧」には,おちんちんの先の小さな穴しかありません。そのことを踏まえて考えてください。
ここでお茶しながら,ゆっくりと???
マスター,おちんちんの穴から入れればいいんじゃない?
No! ですね。
大きい穴ならいいですが,小さい穴ではできません。
水を入れるぶんだけの空気を排出しないと水は入らない。なので,空気を排出する隙間がないとダメなのです。
えー! ほんと?
そうなのです。
弁当用の小さな魚型容器で試してみると良いですね。
あ〜,そうか!
じゃ,小便小僧のプラ容器を押し縮めて,水を吸い取る!!
んん〜,残念ですが,それも No! です。
この容器のプラスチックは硬いので,そう簡単にはへこみません。
ヒントは… 「水を入れるだけの空気を排出すること」です。
なんじゃ,それは???
②空気を排出して水を入れるには…
やっと手が入れられるくらいの熱いお湯の中にプラ容器を入れる。
すると,容器の中の空気が膨張して,おちんちんの先からプクプクと排出されます。
(注意:熱湯だと,プラ容器が変形します。)
注意:熱湯だと,プラ容器が変形します。
③では,中に水を入れるには…
そうか! 膨張した空気を冷やせば,そこに隙間ができる。
それには,水につける!
Very good! ですね。ではやってみましょう。