全反射は,屈折率の大きなもの,例えば水やガラスから,屈折率の小さな空気に光が斜めに入ったときに起こります。
その境で光が全部反射されてしまうので,境が鏡の働きをして銀色に見えます。
プールにもぐって斜め上の水面を見てみると,銀色に輝いているのがわかります。(ただし,水面が波立っていないときです)
今回の両面反射板をはがすと,表面が平らで,裏が屋根型の凸凹をしています。
これに表面から光を当てると,当然光が反射されてまばゆく輝きます(左写真)。
ところが,屈折率がアクリルとほとんど近い水に沈めると,沈んだ部分だけが全反射しなくなります(右写真)。
ところが,屈折率がアクリルとほとんど近い水に沈めると,沈んだ部分だけが全反射しなくなります。
(c) by マスター(後藤富治)