前回前回登場した「掘り出し,優れモノ」が,この手動式発電機『ドルフィンパワー』です。
大変な優れモノだったのですが,今時の携帯電話には接続できませんでした。
そこでマスター,息子にいらなくなった(1〜3年前の?)ケータイを3台もらい,つなごうとしたのですが,どれもジャックの形状が合いませんでした。
う〜ん。…とすると,この発電機はだいぶ古い型のケータイ用なのだな。(O.O;)
ケータイに電気が流せたら何かおもしろいことが見つかるのでは? と思っていたものですから,残念です。
でも,でもですよ。
ここで引き下がるマスターではありません。
CAFÉの厨房でペンチ,ニッパー,ドライバー等々を用いて,ケータイのばらしに入りました。
ただ単に分解したかったのではありません。あるものを探していたのです。
マスター,前回も言いましたがケータイを持っていません。
ですが…
こたつ板に置いた息子のケータイが,着信とともに振動するたびに,
よくゆれるな〜
と感心していました。
ここで,ちょっとお聞きしましょう。
ケータイが振動するしくみは?
【予想】
- (ア)振り子のようなものがゆれる
- (イ)モーターのブレ
- (ウ)人間の耳に聞こえない周波数のブザーが鳴る
- (エ)その他
あ! それ知ってる!
何だろう。ブザーってことはないと思うけど…
答えは,(イ)モーターのブレ(振動)です。
知ってた,という人も,そのモーターを見たことはありますか?
理屈は知ってるけど,実物を見たことはないなぁ
では,お見せしましょう。
これ(写真下)です。小さいモーターですね。
長さ 18 mm,太さ(直径)4 mm くらいです。
比較するために,模型用のモーターの中でも小型のマブチRE140を置いてみました。
マスターも,振動用モーターがケータイに入っているようすを実際に見たことがありませんでした。
そこで,分解してそれを確かめたかった,というわけです。