3回にわたり,マスターには珍しく「花と実」にこだわり続けてきました。
続けているうちに,以前あった「こだわらなかった出来事」を思い出しました。
二十数年前,マスターがまだ若く,化石や地層の観察を楽しんでいたころのことです。
確か,埼玉と群馬の境の志賀坂峠の崖で,さざなみの跡を観察したことがありました。
そのとき一緒にいた仲間が,マスターに尋ねました。
あのボコボコと凹んでいる大きな穴は何でしょうね
マスターは特に地学が専門ではありませんでしたが,答えました。
あれは恐竜の足跡だよ。穴の間隔や凹み具合から間違いないね!
それから1,2年たったころでしょうか。その仲間から電話がありました。
あのときの穴が,まさに恐竜の足跡だったことが新聞に載ってるよ!
あのとき発表しておけばよかったのに…
うろ覚えですが,確か四国の大学の先生が公表したとか…
もし,あのときこだわり続けて穴の間隔や凹み具合などのデータをとって置いたら… でもね〜(^_^;
今回の「花と実」には,かなりこだわって観察を続けました。
植物に詳しい方には当然の内容だったかもしれませんが,マスターにとっては,恐竜の足跡よりもいろんな発見と楽しみを味わうことができました。
「映画って,いや科学って,本当におもしろいですね〜」(^_^)/~~~
(c) by マスター(後藤富治)