太田道灌(おお た どう かん:1432〜1486)は,江戸城,河越城を築いた人です。
娘が差し出した山吹一輪が「実の一つだになきぞ」の和歌に掛けて「箕」を持たないことを伝えようとしたものだと後になって知り,自分を恥じて和歌の道に励んだのだと伝えられています。
父,道真と共に越生の龍穏寺(りゅう おん じ)に,その墓があります。
この和歌は『後拾遺和歌集』(ご しゅう い わ か しゅう:1075)に読まれています。
ということは,そんな古くから園芸種にされていたことになります。
ますますマスターは怪しいと思っているのですが…
山吹の里は,東上線で池袋から約65分,そこから歩いて約10分のところにあります。
※地図は,越生町商工会より転載許可をいただきました。
(c) by マスター(後藤富治)