特別支援教育の観点から,
ユニバーサルデザイン(UD)を採用しています。
特別支援教育の観点から,ユニバーサルデザインについて専門家の監修を受け,見やすく使いやすい教科書を目指しました。また,印刷や製本にもこだわり,耐久性や安全性を確保しました。
表紙には抗菌加工を施すとともに,年間使用に耐えうるように,
丈夫で汚れにくいコーティング(PP貼加工)を施してあります。
また,化学物質にアレルギーのある児童への配慮として,印刷には植物油インキを使用してあります。
紙面の全てのページを「UDコーディネーター」の資格をもった編集者が確認をし,
ユニバーサルデザインに配慮されているかどうかをチェックしています。
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特別支援教育
監修者
筑波大学附属
大塚特別支援学校
地域支援部長
安部 博志
すべての子どものために
発達に遅れや偏りがある子どもの中には,
文字が霞んだり歪んだりして見えてしまう子がいます。
また,重要な部分に注意を向けることができず,
余分な刺激に振り回され混乱している子も少なくありません。
情報の入力がうまくいかず,途方に暮れているのです。
このような子に配慮することは,クラスの全ての子どもにとっての
わかりやすい学習を保障することにもつながります。
「たのしい理科」では,
紙面のレイアウトや使用されている文字(UDフォント),
絵や写真の配置や色づかい,マークや囲みのデザイン,
読みやすい位置での改行など,特別な支援が必要な子だけでなく,
どの子にとっても見やすくわかりやすい工夫や配慮がきめ細やかになされています。